岡安圭子さんの朗読会

4年前に森岡書店の個展でカルヴィーノの『見えない都市』を朗読していただいたご縁から、毎年伺っている朗読会です。


毎年ここで会える人たちがいて、同じ方向をみているひとときで、それぞれが、少しずつに変化していること。

岡安さんの朗読を聞きながら、ぼんやりと考えていたことです。

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非常勤で出講している大学のキャンパス移転にともなう大掃除がありました。
助手さんや学生アシスタント、普段教壇に立つ先生方が段ボールと格闘しています。僕も微力ながらのお手伝いと、自分の荷物や資料を箱詰めしてきました。

片付けの際に倉庫から出てきた、レトロな瓶入りのポスターカラーを持ち帰らせてもらいました。かちかちに固まった中身に水を入れてから数日おいて、柔らかくして洗いました。
蓋はたぶんベークライト製だと思います。ガラスの溝に沿ってカラカラと音を出して回る、なんとなく乾いた感触が独特です。

 

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アトリエの大家さんから頂いたリンゴをもとに銅版を制作しました。
形がゆがんでいて、モランディの斜体がかかったような花瓶を思い出していました。

最小限の農薬で育てられた、葉取りをしていないリンゴなのだそうです。おいしかった。

  

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ホームページのおおよその設定が定まりました。
ご連絡をくださる場合は、contact@narusakatakashi.info までメッセージをお送りいただくか、
コメント欄へご一筆いただければ幸いに存じます。 鳴坂 隆


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アンティークのリネンをカンヴァスに拵えてみます。
このリネンは数年前にアレッツォの蚤の市で手に入れていたものです。広げるとかなりの大きさです。じつはこれを展示で使用することを想定しての購入だったのですが、企画が流れてしまい、そのまま手元に残っていました。

このところ、あの蚤の市で店主と交わした会話をよく思い出していました。
「うちの客にはこれをカンヴァスにしている画家がいますよ」

ご近所の小母さまから頂いていた業務用のアイロンを引っ張り出して、銅版画用のフェルトをアイロン台に皺を伸ばしたり、下地材を幾種類か試してみたりと、おおよその目処が立ったところです。




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上野の国立西洋美術館で開催されていた松方コレクション展は、カンヴァスの裏側の物語を見せてくれました。
僕も絵を納品する前にはカンヴァスの木枠などへ名刺を挿んで、そこに描いた年や使ったワニスの製品名などを書き込んだりしています。そういえば、以前購入した二眼レフの皮ケースにも名前が書いてありました。たぶんもう、カメラ本体とケースは離ればなれになっているのかも知れないけれど、こうして今は僕がこれを預かっているという感じです。