昨日、神宮前のユトレヒトというギャラリーに行きました。
土曜日だったので表参道周辺はものすごい人なのに、この界隈はふっと静かです。
ずっとご挨拶をしたかった方に会うことができました。

飾りじゃないのよ涙は

昨年ラジオで知ってから、ずっと気になっていた三井ビルのど自慢大会です。この日は決勝。コンビニで缶チューハイとおつまみを買って行きました。
楽しい、楽しい、あっという間の3時間でした。

you are special swimmer

地元のスイミングクラブで泳ぐようになって20年ほどになりますが、その景品で頂いたスイムキャップです。これは赤色のプリントですが、継続年数がもっと長いと金色なのだそう。

7月7日 お昼すぎ頃に
この日は大学で受験生を対象にした体験授業を行っていました。
ほぼ同じ頃に、僕が学生の頃にお世話になった先輩の告別式が行われています。
大学では剣道部に所属していたのですが、僕の入学時に4年生だった先輩です。きっと精神的に幼かっただろう、当時の自分を本当に暖かく見守ってくださっていた方です。私にとっては突然の訃報でした。

前日のお通夜には伺うことができました。
そのお人柄はいつでも、どこでも、誰に対しても、変わらないのでしょう。斎場の敷地をはみ出さないように、いくつも折り返しができるほどの長い、長い、お焼香の列に並びました。

先月の旅行にはフィルムカメラを持っていきました。
ローライコードⅢ型という1950~53年頃の二眼レフカメラです。
三脚を構えてブラショフの街並みを撮影していた時、よく声を掛けられました。
写真家ブラッサイの名が、この街の名前のブラショフ出身に由来していることを知ったのは帰国してからのことです。たしか、どこかの建物に碑文があったと記憶しています。
連休中の幾日かを使って、夜中のアトリエを暗室代わりに印画紙へ焼きました。
額装して、ちょっとした贈り物にしようと思っているところです。

Pensiunea Leaganul Bucovinei Suceava

こちらは日曜日の正午過ぎ。部屋の窓を少し開けてデッサンをしています。
持参したポケットラジオをこちらのAM局に合わせて、流れてくる曲を聴いています。
本当に静かで、ひとの気配を感じません。ここは郊外だけど民宿や住宅も多いところです。実際には、家のなかでゆったりと過ごしているのでしょう。
このデッサンは2日に分けて描いていたのですが、初日部分はやはり硬さがあると、自分でも判ります。今日は少し抜けてくれたようです。あともう少し手を入れて鉛筆を置きます。帰国へ向けて荷造りです。

“Blue over Gray”

ブコヴィナ地方の修道院群を再訪しました。
宿のご主人Andreiさんが車の運転とガイドを務めてくださいます。娘さんで共同経営者のAlinaさんも同乗くださって、彼のルーマニア語をAlinaさんが私にもわかるように平易な英語で通訳してくださいました。
写真はフモール修道院の壁画で、画家トーマの手によると伝わっているフレスコ画の部分です。中央に描かれた人物は画家自身を描いたものだと伝えられているそうです。
“Blue over gray”と、Alinaさんが教えてくださいました。この地方のフレスコ画法における、青色の特徴を表したひとことです。大野彩氏の著書「フレスコ画への招待」のなかにも、ルーマニアのフレスコ画の青色について解説されている箇所があります。本来はフレスコ画には向いていない青の顔料をしっかりと壁面へ定着させる技術があったのだそうです。この画法も、その青に独特の色味を帯びさせている理由のひとつかもしれません。
青色の表情は修道院ごとに違いがあります。あります、といっても、各種のガイドブックからそのことを知っているだけで、僕はそれらの差異に意識的になることは無かったのですが、その地その地で調達できる材料によっても、色調に僅かな違いをもたらすことはあり得るのではないかと、なんとなく想像しています。
宮廷画家トーマ(Toma din Suceava)のことをウェブで調べる限りにおいては、赤みを帯びた温かみのある色調が特徴と記載されています。Andreiさんによると、ここフモール修道院から大きくは離れていないモルドヴィツァ修道院でもトーマは仕事をしただろうと、お話になっています。こちらの修道院はたしかに、赤みを帯びた青が印象的です。

Brasov

たとえば台北の迪化街を歩いた時に感じるような懐かしさとも、テレビの紀行番組で知った街並みに触れてそれを追体験するようでもない、例えようのない感覚。午後のふとした時間から人が見えなくなって、淡いトーンの建物が続く石畳の道。ひっそりとしていますが、人の気配はあります。けれど視界には入りません。
この感覚。ブラショフをずっと再訪したかったのは、これなのだと思いました。
日没は7時半くらいかな。空の色は紅く染まることなく、青いアクリル板を後ろからLEDで発光させたような、面の色として青く光るようです。それがだんだんと夜の色になっていきます。
街頭にも火が灯ります。オレンジ色の明かりがはじめは弱く、そして数分ごとにだんだんと明るさを増していきます。