9月3日、東京都写真美術館へ
はじめてルイジ・ギッリの作品をまとまった形で観ることができて、幸いでした。
彼の名を知ることができたのはわりと最近になってからのことで、モランディのアトリエ写真は知っていたものの、みすず書房から2014年に出版された『写真講義』でようやく結びつきました。出会い方としては、オレンジ色の大胆な装丁の名著『語るピカソ』(同じくみすず書房)、そしてそのことは知らずに過去に二度訪れていたルーマニアのブラショフの地名から結びつくことになった、写真家ブラッサイと似ています。

9月9日の付記、ちょっと偶然も。
ブラッサイ(本名:ジュラ・ハラース)の名は、彼の生まれたトランシルヴァニア地方の都市ブラッショー、現在のルーマニア領ブラショフに由来していること。
日記の更新を準備していて、確認のために本棚から出した今橋映子著『ブラッサイ-パリの越境者-』(白水社)の頁をひらいていたこの日が、ちょうどブラッサイの誕生日でした。
(下の写真は『エルメスの世界』N°64 2014春夏号より)

Brașov + “Conversations avec Picasso” → Brassaï dit Gyula Halász