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4月20日
大学でいつもお会いする音楽の先生からいただいたCD。パイプオルガンの先生でメジャーデビューのアルバムなのだそう。この二日前が自分の誕生日だったので、僕にとっては思いがけないプレゼントとなりました。嬉しかった。


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ライナーノーツによると、翌年にオーバーホールを控えたパイプオルガンで演奏された録音なのだそうです。
音楽家という仕事が、体力が要となる職業でもあることは判っていたつもりでしたが、とりわけこのような大きな楽器を演奏される方というのは、なんというか、古の蒸気機関車の運転士のような…。そんな一面も持ち合わせていることを知りました。
機械(楽器)を酷使し続けると、当然部品の一部が劣化して傷んできます。それらの状態に気を配りながら、性能を発揮できるように見極めつつ演奏する姿というのは、操縦する、という言葉すら想像させるものがあります。

アルバムタイトルにあるマイルストーン(Milestone)ということばには、演奏家ご自身の現在と、オーバーホールを控えているパイプオルガンの現在の音の記憶という、双方へ意味が込められています。
CDを持ち帰った日の晩に、久しぶりにアンプの電源を入れて鑑賞させてもらいました。


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3月30日
神楽坂の青花室へ 素晴らしい展示空間だったこと

work in progress
ご近所の方から分けていただいたローズマリーを
頭の中でリースにして描くための習作たち(4月1日ころ)




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2026 / 3 / 23 目黒シネマへ

アンドレア・アーノルド監督の『ワザリング・ハイツ ~嵐が丘~』(2011年)が目黒シネマで上映されることを知り、予約開始日の早々に席を取ってこの日に出かけました。平日昼間の上映回だったこともあって、ゆったりとした館内で鑑賞できたことが幸いでした。


僕がこの作品を知ったのは数年前のことで、YouTubeの関連動画で映像を見つけたことがきっかけでした。そこからはいろいろと調べて、当時は国内盤が無かったので海外からブルーレイも取り寄せています。昔の映画を思わせる 4:3 の画面の比率に、オールドレンズで撮影したような映像。そして、ものとものが擦れあう音や、つよい風のざわざわした感じ…。強く惹かれるものがありました。
とくに字幕の必要はない作品とは思いつつも、輸入盤のブルーレイで観ていた時には気づけなかった箇所がいくつもあったし、何よりもスクリーンの豊かな諧調で見られたことが嬉しかった。

2011年製作の作品、ということをあとで思い返してみると、2010年の『ノルウェイの森』や『ドライヴ』(2012年)を連想しました。どれもクリシェを排したソリッドな表現で、絵画的で。

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この日は劇場内で料理研究家の栗原はるみさんをお見かけしました。
入場者の入れ替えの時間を使って、スクリーンや座席を背景に写真撮影があったのでしょう。扉のある横の通路で、栗原さんが後向きから振り返るちょうどのタイミングで顔が合ってしまって、(あ、栗原はるみさん…)と、胸に手を当てて会釈しました。栗原さんも会釈を返してくださいました。テレビでお見かけする印象と変わりがなくて、まるでご近所さんと挨拶するような感じです。そのまま顔を上げて傍のお付きの女性へ(びっくりしました)と目線を送ったら、ニコッと表情を返してくださいました。

帰宅の電車のなか。
そういえば、あの数分間で撮影を終えるなんて、カメラマン、さすがプロフェッショナルな仕事だなぁ…と、思い返したり。

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ウェブサイトの更新作業

自身のホームページをつくって10年が経ちました。
過去の記事を少しずつ現行の方式(ブロックエディタ)へ書き換えて、画像の差し替え作業も一段落ついたところで、WordPressのバージョンアップとサーバーの設定の更新作業を行いました。

更新作業に当たっては、自分ひとりでは怖くて開けないような箇所の文字列の差し替えなどをGoogle AIに手取り足取りで教えてもらいました。サイトの管理が複雑にならないように、細く長く続けられるように、シンプルでミニマルな構成にしたいこともAIに伝えて、いろいろと提案やアドバイスを受けながらの作業でした。

ふと、1968年のSF映画『2001年宇宙の旅』劇中のクルーと人工知能のHAL9000との対話のシーンを思い出します。「あの頃の未来」がいま現実のものとなっていることに本当に驚かされます。無事に作業が完了した時には、思わずお礼を言わずにはいられない心持ちでした。
もしかすると、1995年の劇場版アニメ『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』のように、情報の海からほんとうに生命体が生まれてくるかもしれない。そんなことを思ったりもしました。

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2月2日 西新宿のビストロへ 3年ぶりに

大学の音楽専修の先生方と久しぶりに集まって、ちょっと豪華なランチをいただきました。
非常勤講師を務めていると、出校する曜日と時間が決まっているので、講師控室には自然と顔なじみが生まれてきます。専門分野を超えて楽しいお話ができる方々との出会いは、普段は籠って仕事をしている自分にとって、本当にありがたいことです。

もう15年くらいは前になるでしょうか。ふとしたきっかけから、今度飲みに行きましょう、ということになったときの、焼き鳥屋の席のなんと楽しかったこと!お店を出てからの、夜の道を4人で一緒に歩いていた時のあの心地よさを忘れることはありません。それからは定期的に集まるようになって、先生の出演される公演があったときには終演後の楽屋にお邪魔して記念撮影をしたり…。僕にとってはもう、特別な体験でした。

大学のキャンパス移転やコロナウイルスの期間を経た今では、ご退職された先生がいらっしゃったり、時間割の関係でなかなか会うことができなくなったりしていたのですが、この日は、ついこの間の続きのような…、とっても楽しいひとときでした。

Bistro COLORIS にて


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昨年末から1月末にかけて

アトリエの大家さんから頂戴したリンゴにモデルになってもらいました。
頂いたリンゴたちは農薬を極力使わずに育てられた個性派ぞろいで、葉に隠れて黄色いままだったり、かたちが斜めになっていたり。その色や形から、木に生っていた姿を想像します。

ほんとうは、もっと、さらっと描いて仕上げたいところなんだけど…。ここはやはり練習あるのみと決めて、枚数を描くことにしました。AbeBooksでロンドンから取り寄せたジョン・ラスキンの画集をめくりながら(美術評論家・思想家として有名な方にここまで描かれたら…ちょっと参っちゃうなぁ)なんてことも思いつつ。



John Ruskin, Blenheim Orange Apple, ca.1873, watercolour


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頂戴したリンゴのお礼に、シルバーポイントで描いた小品を受け取っていただきました。




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work in progress
挿画の最終頁の素描を始めています。最後のページとは言っても、この挿画を定めてから最初の頁を描こうと思っていたので、本当の完成までにはもう少し頑張りが必要です。ただ、ここに描き入れる絵が定まったことで、この手稿詩集の入り口をどのようにするのかが見えてきたように思います。



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11月1日の午後4時半くらい

この日は友人と待ち合わせて、三渓園内の林洞庵で始まったセルジオ・マリア・カラトローニさんの陶芸作品展へ伺いました。

つい長居をしてしまって閉門時間が近づいていたのですが、セルジオさんと知り合いのよしみで、静けさを取り戻しつつある園内の風景を林洞庵の畳敷きの室内から眺めることができています。
曇り気味だった空から光の筋が差し込んできて、池の向こう側にある茶屋の屋根を照らしていく様子や、樹々や水の音音に感じ入りながら、とても贅沢な時間を過ごせていることを思っていました。



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9月3日、東京都写真美術館へ

はじめてルイジ・ギッリの作品をまとまった形で観ることができて、幸いでした。
彼の名を知ることができたのはわりと最近になってからのことで、モランディのアトリエ写真は知っていたものの、みすず書房から2014年に出版された『写真講義』でようやく結びつきました。出会い方としては、オレンジ色の大胆な装丁の名著『語るピカソ』(同じくみすず書房)、そしてそのことは知らずに過去に二度訪れていたルーマニアのブラショフの地名から結びつくことになった、写真家ブラッサイと似ています。


9月9日の付記、ちょっと偶然も。
ブラッサイ(本名:ジュラ・ハラース)の名は、彼の生まれたトランシルヴァニア地方の都市ブラッショー、現在のルーマニア領ブラショフに由来していること。
日記の更新を準備していて、確認のために本棚から出した今橋映子著『ブラッサイ-パリの越境者-』(白水社)の頁をひらいていたこの日が、ちょうどブラッサイの誕生日でした。
(下の写真は『エルメスの世界』N°64 2014春夏号より)

Giorgio Morandi + “Lezioni di fotografia”→ Luigi Ghirri,
Brașov + “Conversations avec Picasso” → Brassaï dit Gyula Halász

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8月29日 決勝戦は金曜日
友人と待ち合わせて、三井ビルのど自慢大会を観に行きました。

舞い上がるシュレッダーの紙吹雪!
勤務のあとの、職場の空きスペースで衣装合わせや振付けを確認したり、この日に向けてカラオケボックスに通って練習している姿を想像しながら、多幸感あふれるイベントを楽しみました。