7月15日の夕方

この日は講義で自分の作品のことを話しました。様々な専門分野の先生方がオムニバス形式で講義を行う基礎教養科目で、この日が自分の担当回でした。
自分の絵のことを話すのは別格に難しいし恥ずかしいです。いつもぎりぎりまで講義原稿を書き直してしまって、結局のところ、いつもとは違うテンションでチャイムが鳴るのを待つ自分がいます。
PCのカメラに向かっていて、話す内容やリテラシーの想定は適切だっただろうか。1年生向けだからといって、話をかみ砕きすぎて逆に失礼にはならないだろうか。履修者の回線落ちを意識しすぎて単調になっていやしまいか。

講義が終わった後はいつも自己嫌悪が増幅して、しばらくの間しゅんとするのですが、この日は救われました。
いつもお昼をご一緒させてもらっている、学科の違う先生方とばったり会えて、夕食の席にもお邪魔させてもらうことができました。