9月5日、挿画の加筆を終えて

随分前に仕上げていた挿画の燕に、少し手を加えることにしました。
はじめは、食べ物をくわえて巣に戻る姿として描いていたのですが、ことばを巣に持ち帰る姿にしようと思いました。

この挿画は版画用紙の上に油彩で描いていて、紙の上で油絵具がのせられるように下地処理をしています。加筆する箇所へ追加の処理をしてから、極細筆を使って紙の上の絵具を泳がすようにして、小さな文字の印象を留めていきます。