8月9日、佐倉市の川村記念美術館へ

前回ここを訪れたのは何の展覧会だったか。美術館のホームページから過去の企画展を検索すると、2005年のリヒター展だったようです。

常設展示のレンブラントやマーク・ロスコの展示室は僕ひとりだけで、ながい時間眺めていたと思います。贅沢な時間でした。「木漏れ日の部屋」という展示室も素晴らしかった。ひとりだけとはいっても、各展示室には係の女性が座っていて、マーク・ロスコの部屋の前には警備員も立っています。じっと動かないで、気配を消してくれています。
ここに来る目的となった「ジョセフ・アルバースの授業」という企画展示は、いま大学で担当している授業と繋がるところがあって、観に行くことにしました。ここ最近はバウハウスが開校して100年の節目で、いろいろな展覧会があるようです。展示会場を回りながら、自分が大学1、2年生のときに受けた基礎課程の授業を思い出しました。

この日は台風が近づいていることもあってか、とにかく雲の表情がすごかった。
コンスタブルやロイスダールの描く風景画を思い出しながら空を眺めました。