2月6日。岡安圭子さんの朗読会にて

今年の朗読会は定員を少なく、そして岡安さんが座席の後方から語り掛けてくださるかたちで行われました。私たちはいわば背中で、岡安さんの朗読を聴いています。
蜜蠟キャンドルの明かりだけで照らされた会場で「銀河鉄道の夜」のいくつかの断片を聴いていると、これはおそらくは小さかった時の、寝る前の読み聞かせに近い感覚かもしれないと思いました。
年に一度、この場で会える方々とのつかの間のおしゃべりも、貴重なひと時でした。